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約1ヶ月の放置。

しかし、重なる山場を乗り越え、ゆるゆりSSを投稿します。

どうぞ。

櫻子「船見先輩?」
結衣「え? あ、大室さん」
櫻子「何やってるんですか?」
結衣「傘忘れちゃって」
櫻子「あー、なるほど」
結衣「大室さんは? 生徒会の仕事終わったところ?」
櫻子「はい!」
結衣「そっか。古谷さんは一緒じゃないの?」
櫻子「え? 何言ってるんですか、先輩。いつも向日葵と一緒なわけじゃないですよ」
結衣「……だよね」
櫻子「そういう先輩こそ、歳納先輩と一緒じゃないんですか」
結衣「え? 何言ってるの、大室さん。いつも京子と一緒なわけじゃないよ」
櫻子「え? ……ですよねー」
結衣「それにしてもすごい雨だね」
櫻子「あ、私傘ありますし、送っていきますよ」
結衣「いや、悪いよ」
櫻子「良いんです。ちょっと相談したいこともありますし」
結衣「相談? 私に?」
櫻子「はい!」
結衣「じゃあ、お言葉に甘えて」
櫻子「どぞー」

結衣「で、相談って?」
櫻子「あのですねー、ひま……じゃなくて、友だちの話なんですけど」
結衣「あー、うん」
櫻子「その友だち、いっつも喧嘩ばかりしちゃってる子がいるらしいんですよ」
結衣「うん」
櫻子「でも本当はその子ともっと仲良くしたいんです」
結衣「好きだけどいじめちゃうってやつかな?」
櫻子「……おおう」
結衣「つまり大室さんは古谷さんに素直になれないってことだね」
櫻子「そうです」
結衣「でも、素直になってもっと仲良くなりたいと」
櫻子「はい……って、違います! 友達の話です!」
結衣「あ、そっか。ごめんごめん」
櫻子「まったくもー、しっかりしてくださいよ」
結衣「ごめんね」
櫻子「別に良いですけどー」
結衣「で、とにかく素直になりたいと」
櫻子「はい」
結衣「うーん。無理に気負う必要ないと思うよ」
櫻子「きおー?」
結衣「えーっと、無理に素直になりたいって思わなくても2人ならきっと大丈夫だよ」
櫻子「えー?」
結衣「とても仲良しに見えるよ、私には」
櫻子「そ、そうですかね……へへ」
結衣「じゃあ、ひとつだけアドバイス」
櫻子「はい」
結衣「ありがとう、と、ごめんね、だけは素直に伝えよう」
櫻子「ふむふむ」
結衣「きっとそれだけで今よりももっと仲良くなれるよ」
櫻子「なるほど、分かりました」
結衣「うん。っと、本当に家まで送ってもらっちゃったね。ごめんね。ありがとう」
櫻子「いいえー、って先輩! 肩がびしょぬれのぬれぬれですよ」
結衣「ん? そうだね。傘が少し小さかったかな」
櫻子「でも、私は全然――」
結衣「風邪引かせちゃ悪いから」
櫻子「う」
結衣「気にしないで」
櫻子「……はっ!?」
結衣「どうしたの?」
櫻子「あ、ありがとう。……私のせいで、ごめんね」
結衣「……」
櫻子「っと、ま、間違えました。ごめんね、じゃなくて、なさい。あの、えーっと。あ、ありがとうございます」
結衣「大室さん」
櫻子「は、はい」
結衣「大丈夫。今の大室さん、びっくりするくらい可愛いよ。きっと古谷さんも同じように思うはず」
櫻子「ほ、ほんとですか? 世界で1番?」
結衣「……2番かな」
櫻子「あちゃー、負けたー」
結衣「いや、きっと古谷さんにとっては1番だから」
櫻子「そ、そうですかね」
結衣「うん。だから、がんばって」
櫻子「ありがとうございました」
結衣「それじゃ、気をつけてね」
櫻子「はい!」



向日葵「歳納先輩?」
京子「ぬ? あ、おっぱ……ひまっちゃん」
向日葵「何をなさってるんですか?」
京子「傘忘れちゃって」
向日葵「あー、そうでしたか」
京子「ひまっちゃんは? 生徒会の仕事終わったところとか?」
向日葵「はい」
京子「そっかそっか。で、ちっぱいちゃんは一緒じゃないの?」
向日葵「何をおっしゃってるんですか、先輩。いつも櫻子と一緒なわけじゃないですわ」
京子「え!? 一緒じゃん!」
向日葵「そ、そういう先輩こそ、船見先輩とご一緒じゃないんですか」
京子「え? 何言ってるの、ひまっちゃん。いつも結衣と一緒なわけないじゃん」
向日葵「……一緒ですわよね?」
京子「あーっと、それにしてもすごい雨だね」
向日葵「私傘ありますけど、お送りしましょうか」
京子「いやぁ……悪いから良いよ」
向日葵「でも、少しご相談したいこともありますし」
京子「相談? 私に?」
向日葵「はい」
京子「うーん。でもなー」
向日葵「だめですか?」
京子「ひまっちゃんだけじゃなくて、結衣やちっぱいちゃんにも悪いから、相合い傘はダメかな?」
向日葵「あ……」
京子「今日誰もいないし、部室来る?」
向日葵「はい。ぜひ」

京子「で、相談って何?」
向日葵「あの、えっと。さく……ではなくて、友だち。そう、友だちの話なんですけど」
京子「ふむ」
向日葵「どうもその友だちにはいつも喧嘩ばかりしてしまう子がいるらしいんです」
京子「ほほう」
向日葵「でも本当はもっと仲良くしたいんですの」
京子「好きだからいじめちゃうってやつだね?」
向日葵「……う」
京子「つまりひまっちゃんはちっぱいちゃんに素直になれないってことだね」
向日葵「友だちの話です」
京子「ああ、そうだった」
向日葵「それで、どうすればもっと仲良くできるのでしょうか」
京子「これはあれだね」
向日葵「あれ、とは?」
京子「ちゅー」
向日葵「ちゅ!?」
京子「ぶちゅー」
向日葵「ぶ!?」
京子「ちゅっちゅ」
向日葵「むむむむ無理ですわ」
京子「えー? 私たちいつもしてるよ」
向日葵「え?」
京子「え?」
向日葵「ど、どんな風に?」
京子「えーっと、私がいっつもちなつちゃんばっかり構ってずるいって言うと。しょうがないな、京子は……ちゅ。みたいな」
向日葵「……」
京子「あとは、いっつもご飯作ってくれてありがとう、結衣。ちゅー。みたいな。」
向日葵「……」
京子「それから」
向日葵「も、もう大丈夫です」
京子「そう?」
向日葵「えっと……歳納先輩?」
京子「ん?」
向日葵「い、いきなり、あの……そういうことをしても」
京子「ちゅー?」
向日葵「……は、はい。た、例えば、例えばですわ」
京子「うん」
向日葵「私がいきなり、そ、その、櫻子に、ちゅ、ちゅーをしたとして」
京子「うん」
向日葵「き、嫌われませんか?」
京子「……え?」
向日葵「……ですから」
京子「何を言っているの? ひまっちゃん」
向日葵「はい?」
京子「ひまっちゃんはちっぱいちゃんのこと好きなんだよね?」
向日葵「!?」
京子「好きなら逃げちゃいけないよ」
向日葵「……」
京子「どかーん、とぶつかっていけば、ちっぱいちゃんならきっと受け止めてくれるよ」
向日葵「歳納先輩……」
京子「……」
向日葵「?」
京子「あー、えっと、友だちの話だけどね」
向日葵「! はい」
京子「その子も、嫌われちゃうかなー、とか、怖いなー、って思うときがあるって言ってるよ」
向日葵「……」
京子「でも、結局、どかーんとやっちゃって、たまに怒られて、しゅんとなって」
向日葵「……」
京子「それでも結衣は絶対笑って許してくれる」
向日葵「……」
京子「きっと2人もそんな関係だと思う」
向日葵「……そうでしょうか?」
京子「うん。2人はいっつも喧嘩してるけど、結局最後は仲直りしてるでしょ?」
向日葵「はい」
京子「2人は多分、お互いがぶつかっていって、そして、許しあえる関係なんだよ。私たちとは違って」
向日葵「……」
京子「だから、ひまっちゃんから、どかーんといっちゃっても大丈夫」
向日葵「……はい」
京子「たまには、ね」
向日葵「はい」
京子「結衣から、どかーんと来てもらいたいなぁ、ひまっちゃんたちが羨ましいなぁ、って思うときもあるんだ」
向日葵「そうでしたか……」
京子「内緒だよ?」
向日葵「はい!」
京子「できそう?」
向日葵「が、がんばってみます」
京子「てやんでい」
向日葵「今日はありがとうございました」
京子「うむ。しっかり、ぶちゅーとして、私たちの次くらいに幸せになってくれたまえよ」
向日葵「……はい!」



向日葵「さ、櫻子」
櫻子「な、なんだい向日葵」
向日葵「ちゅ」
櫻子「ふおおおおおおお!?」
向日葵「い、嫌でした?」
櫻子「え、いや、おお!? はっ!?」
向日葵「ど、どうしたんですの?」
櫻子「あ、ありがとう」
向日葵「ええ!?」
櫻子「それから、えーっと、えーっと」
向日葵「櫻子?」
櫻子「ちゅ」
向日葵「!?」
櫻子「……いつもごめんね」



京子「結衣ー、今日泊まるー」
結衣「はいはい」
京子「結衣ー、ラムレーズン」
結衣「はいはい」
京子「結衣ー、お風呂入ろー」
結衣「はいはい」
京子「結衣ー、ちゅー」
結衣「はいはい」
京子「あんがと。じゃ、次はちゅっちゅ」
結衣「」
京子「」
結衣「……京子」
京子「何?」
結衣「ごめんな。でも、お前が可愛いのが悪い」
京子「え? あ、ちょっと、結衣、ま――」



おわれ。


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2012.11.20 Tue l まっとめBLOG速報
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