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死ねばいいのに死ねばいいのに
(2010/05/15)
京極 夏彦

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日付が変わってしまいましたが、こんばんは。

続きから、どうぞ。

これまた評価がし辛い作品ですね。

京極夏彦さんにしては読みやすいなぁ、という感じ。

しかし、やはり人を選ぶのではなかろうか。

私は面白い、というか、興味深いと思いました。

中だるみの気はありましたが、もう一度読めと言われても読めます。

それくらいには気に入っているんだと思います。

ただキーワードの「死ねばいいのに」の使いどころが少々気になるところもあったかもしれないです。

なんていうか……唐突?

目指すべき方向性は理解できるんだけど、そのせいでリズムが乱れるように思いました。

読書にリズムはいらないかもしれないんですけどね。

あとは、主人公別に馬鹿じゃないよね、ってことも言っておきますか。

そういう設定のある主人公だからこそできた物語だとは思いますが、

後半に向かうにつれて、その設定が邪魔になっているかもしれないです。

とまぁ、気になる点はぽつぽつありますが、総合的に見て読む価値はあります。

物語の作り方もうまいですし、ある程度予想できるオチもまぁ納得です。

中だるみもありましたが、それだけ積み重ねたからこそ、ラストに気持ちよくつながるわけですし。

(気持ちよく、というのはあくまで私の感覚です)

不幸だけど死にたくないのか。

幸せだから死にたいのか。


その二言に集約してしまうのは私の読解力と理解力の足りなさのせいですが、私はそこにこの物語の骨を見ました。

違いますね。

不幸だから終わらせたくない。

幸せだから終わらせたい。


どっちもだからでつながないと。

分かるような、分からないような、ちょっと気持ち悪い読後感。

これは本を読むタイミング、読むときに読者が置かれている状況に感想が大きく左右されそうですね。

「死ねばいいのに」

そう言われたとき、あなたはどう答えますか。

その答えが今とは別のものになったとき、もう一度読んでみてはどうでしょう。


以上。
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2011.08.20 Sat l 読書感想文 l COM(0) TB(0) l top ▲

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