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ちょっと計算を失敗したらしいです。

短くなってしまいました。

どうぞ。
「そもそも織姫と彦星はどうやって再会するか知ってるか?」

「?」

「2人の間には天の川があるだろ? それをどうやってわたるのか、ってことだ」
その問いに女は視線を迷わせる。

「えーっと……泳いで?」

「……まぁ、そういうのも面白いが、基本的には月の舟で天の川を渡る、とされている」

「へぇ」

「で、だ。晴れている日はそれでよいんだが、雨が降るとそうはいかない」

「どういうこと?」

「雨が降ると川はどうなるかってことだ。川が増水して、舟では渡れなくなるんだな」

「ふんふん」

「そこで、かささぎの登場だ」

男はパソコンで“かささぎ”と検索をかけると、wikipediaを開いてみせた。

「かささぎというのは鳥のことだ。こいつらは雨が降って天の川を渡れない2人のために、自分たちの身体を使って橋を作るとされている」

「ほ~ん。それが、かささぎの橋」

「そう、そして今回はさらに“姫”がつく」

「かささぎの橋姫」

「安直に考えるならば、かささぎの橋姫は、織姫と彦星を別れさせる妖怪ってことだな。さて、それはいったいどういうことか」

「……?」

「七夕は、願いを叶える日……か」

首を傾げる女をよそに、男は大きく伸びをして立ち上がると、上着を手に取った。

「クルイーニャ。とにかく行ってみよう」

「どこへ?」

「かささぎの橋姫の現場へ」


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2011.08.06 Sat l 連載小説 l COM(0) TB(0) l top ▲

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