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お題「壺」「竜巻」「小さな」


前回は、ほぼ会話という形でしたが、今回はフルで会話です。

そして思った。

こういうテンションだけで書ききったようなのは向いてない。

反省してるけど、書き直す時間も元気もないので、このままで。

まぁ、こういうのを載せて「おいおい」と思われるのも、また勉強かと。

タイトルは、なし。

では、どうぞ。
「さぁ、今日もやってきました。

お料理番組。

『空腹に勝る調味料なしっ!』

アシスタントの、壺井です」

「こんにちは。料理研究家の竜崎です」

「さて、今日はいったいどんなものを?」

「今日は、飾り巻き寿司を作りましょう」

「飾り巻き寿司ですか?」

「はい。切り口が絵になっているような巻き寿司のことですね」

「なるほど。小さなお子様が喜びそうな感じですね」

「はい。目でも舌でも楽しめる、ということです」

「おお。料理ってなんて奥が深いんでしょう!」

「では、材料はこんな感じです」

「具材はこんなに小さく切るんですね」

「細かい作業が命です」

「なるほど。そこにまた愛が感じられます」

「さて、ではちゃちゃっと行きましょう」

「はい。皆さんメモのご用意をお忘れなく!」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



「とまぁ、こうなります」

「おお。後は切ってみるだけですね。いったいどんな絵なんですか?」

「それは見てのお楽しみ」

「竜崎さん。引っ張りますね」

「CM挟みますか?」

「余計な気を回さなくて結構です」

「あ、すみません」

「では、切っていただきましょう」

「はい。いきます」

「お、おお?」

「……ほら、どうですか?」

「こ、これは、竜ですか」

「そうです」

「なんと見事な竜でしょうか。これは生きているみたいですね」

「生きてますよ。ガオー、って言います」

「……………………すみません。もう1回良いですか」

「何をですか?」

「ガオーです」

「ガオー」

「ぶふっ」

「失礼ですね」

「そんな強面顔して、ガオーなんて言わないでください。今のはツボでしたよ」

「今、顔は関係ありません」

「ま、そんなことよりテレビをご覧のみなさん。見てください」

「なかなか綺麗にできてよかったです」

「そっちではありません。竜崎さんの顔です。強面でしょう」

「今、顔は関係ありません」

「それから、ついでにこちら。見事な竜です」

「スルーですか」

「まるで今まさに天に昇っているかのようです。ガオーです」

「もうやめてください。後悔しています」

「ぶはぁっ」

「ぶはぁっ、じゃないです」

「すみません、竜崎さん。さて、それでは毎度おなじみ、作った料理に名前を付けてみましょう」

「そうですねぇ……では、“竜巻”でどうでしょう」

「た、たつ、まき?」

「忘れてください」

「はい。ということで、本日の料理は“竜巻”でした。皆さんもご家庭で作ってみてください。では、せーの……」

「せーの? そんなのありました?」

「ガオー!!」

「本当にいい加減にしてください」

「どうやら、とうとう逆鱗に触れてしまったようです。また来週!」


完。



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2009.01.27 Tue l 三題噺 l COM(0) TB(0) l top ▲

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