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4話です。

どぞ。
第4話「メタ スラ○ム」

「そもそも女の私が勇者と呼ばれるのはどうなんでしょう」

「どう、とは……?」

「特定の方には需要があるかもしれませんが、やはり勇者は格好のよい男性である必要があります」

「そうでもないです」

「そうなんですか?」

「はい。どちらかというと、主人公はあなたではないですし」

「そうなんですか!?」

「…………それに、か弱い勇者の成長物語と銘打てば、進行がある程度簡単になります」

「登場人物の成長は物語の基本ですからね」

「そういうことです」

「でも、主人公は私じゃない」

「それは言葉のあやです」

「……」

「あなたには父親を失ったという不幸設定があります」

「設定……」

「何らかの悲しみを背負った、というのは主人公と名乗るにふさわしい設定です」

「あなたには、そんな設定はないんですか?」

「…………何やら城門付近が騒がしいですね」

「帰ることも許されない宿命です」


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2011.07.02 Sat l 連載小説 l COM(0) TB(0) l top ▲

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