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3話いきます。

どぞ。
第3話「お出かけにはそれなりに準備が必要です」

「護ってくれるんじゃなかったんですか?」

「今のは死闘……いえ、試闘ですから」

「痛いです」

「やくそう使いますか」

「ください」

ユウシャの体力が回復した。

しかし、疲労は困憊だ。

「今日はもう帰ります」

「え? いや、勇者よ。魔王を倒しに向かってくれ」

そんな王様の声もユウシャの耳を右から左に通り抜けていく。

困り顔の王様を見て、王子はやれやれと肩をすくめた。

同時にキシがため息をつき、2人は顔を見合わせて苦笑を交わした。

「キシよ。よろしく頼む」

「分かっております」

キシは帰ろうとするユウシャの後ろを従者のようについていく。

「大丈夫なのか? あの勇者は……」

「分かりませんが……勇者は勇者ですから」

「信じるしか、ないか……」

「ええ」

謁見の間に残された王様と王子は同時にため息をついたのだった。


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2011.06.30 Thu l 連載小説 l COM(0) TB(0) l top ▲

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