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そのまま第2話も投稿します。

今日はここまで。

どぞ。
第2話「涙を流すのは両親が死んだときだけだ」

謁見の間に呼ばれたユウシャは対面するオウジにこう切り出した。

「私には無理だと思うんです」

「大丈夫です、勇者様」

「大丈夫ではないと思うんです」

「護衛騎士がおります」

「……そういうことではないと思うんです」

「国のためです」

「…………父が勝てない相手に私が勝てると思いますか?」

そのユウシャの問いに答えたのはオウジではなく、ゴエイキシだった。

「思います」

「……私は無理だと思うんです」
 
困り顔のキシにオウジは不敵に笑って口を開いた。

「試してみましょうか」

「試す、とは?」

オウジはその問いには答えず、代わりに何かの呪文を唱えた。

魔物Aが現れた――。

「ひえ!?」

魔物Aの攻撃。勇者は17のダメージを受けた。勇者は倒れた。

「……うぅ」

「泣かないでください」


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2011.06.29 Wed l 連載小説 l COM(0) TB(0) l top ▲

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