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お久しぶりです。こんにちは。

もうちょっとアホみたいなん書きたかったんだけど、

こんなんできました。

どぞ。

僕らがここに住んでいるのにはわけがある。

かろうじて屋根のある家。

電気代わりの月明かり。

水道代わりの水溜り……。

こんな暮らしなのに、君は僕のそばにいてくれる。

いつもと変わらぬ顔で。


今宵も君は美しい。


僕らがここに住んでいるのにはわけがある。

あまりお金が稼げなくて君には申し訳ないと思っている。

世の中が悪いのか、僕が悪いのか。

その問いに答えは出せそうにないけど、

君に苦労をかけているのは確かなのだろう。

食事がままならなくても顔色ひとつ変えない君のおかげで

そんなことすら忘れそうになるけれど。

瞳を閉じて今日も静かに眠る君は、この世のものとは思えない。


今宵も君は美しい。


月が隠れた夜は何も見えなくなる。

遠くから聞き覚えのある音と光が見えた。

僕はゆらりと立ち上がり、君を探した。

探した、なんて嘘だ。

君がすぐそこにいることなんて臭いで分かる。

僕は彼女をきつく抱きしめ、その時を待った。

赤い、光が、近づいてくる。

彼女の顔が途切れ途切れに僕の目に写る。

その唇に長いキスをした。



ああ、今宵も君は美しい……。








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2009.12.19 Sat l 突発的小説 l COM(0) TB(0) l top ▲

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