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高校二年生の今、「普通の男子高生」の主人公・井上心葉。彼は過去に大きなトラウマを抱え、モットーさえ「君子危うきに近寄らず」。

そんな彼がひょんな事から、生粋の文学少女である天野遠子の秘密を知ってしまう。秘密を知ってしまった事で彼は、遠子が部長を務める文芸部に強制的に入部させられ、毎日毎日三題噺を書かされることとなってしまった。

天真爛漫で無邪気な遠子に振り回され、「これは事件よ!」の台詞に頭を抱えながらも、遠子が首を突っ込んだ(もしくは心葉本人がが巻き込まれた)さまざまな事件を解決に導く手助けをしていく。その中で、竹田千愛や芥川一詩、櫻井流人、姫倉麻貴、琴吹ななせなどのクラスメートや後輩に少しずつ心を開き、やがてトラウマの元となった、ある少女と再会を果たす。

そして彼の物語が読み解かれ、過去から解放された時。

彼は遠子を裏切り、遠子もまた彼を裏切る。

千愛、流人、一詩、ななせ、麻貴、そして心葉――――。

あたたかく、甘く、優しい文学少女の手によって、すべての物語が読み解かれ終えた時。

読み手であった文学少女・天野遠子の物語が綴られる。

彼女の物語を読み解いていくにつれ、心葉達の運命もまた、少しずつ動き出すのであった……。

(引用:文学少女シリーズ -wikipedia- http://ja.wikipedia.org/wiki/%22%E6%96%87%E5%AD%A6%E5%B0%91%E5%A5%B3%22%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA)

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以下、ややネタバレがあるかも。

一応、未読の方は閲覧注意。(死にたがりの道化~神に臨む作家 下まで、と挿話集1)



主な登場人物について簡単に。

天野 遠子(あまの とおこ)
実際に、あれだけ熱く文学作品について語れる人ってどれだけいるのだろう。ぜひ、会ってみたい。
朝食は「ぐりとぐら」などの絵本や童話というのは良い。
絵本を読むなら「ぐりとぐら」というくらい、大好きなもので。

井上 心葉(いのうえ このは)
なんというか、もどかしかったり、いらいらさせられたりすることがままありましたが、
それはやはり主人公というところか。
つまりは、この小説は彼の成長物語だろう、と。
1巻と5巻の屋上での竹愛との対比は良い。

琴吹 ななせ(琴吹 ななせ)
ありがちなヒロイン属性。
彼女はどうやら短編集で凄い良い感じらしい。
早く「挿話集2」出ろってことです。
ラストはあれで良かったと思う。
レモンパイの印象が深い。あれはやられた。

姫倉 麻貴(ひめくら まき)
この人、書きづらい。
キャラ的には素晴らしく良いキャラ。
こういう人がいるから話が動くし、話が作れる。
重要人物といって良いだろうね。

竹田 千愛(たけだ ちあ)
こいつは凄い。
彼女の話の題材作品が「人間失格」だった時点で、ある程度贔屓目で見てたけど、
最終巻のこの子は凄まじかった。
あの巻だけで、さらに評価アップ。
このシリーズで、多分一番好きなキャラクターになった。

櫻井 流人(さくらい りゅうと)
この人の評価は難しい。
要る人物ではある。
心葉をああいう風に(特に後半)動かせる人物は彼しかいない。

芥川 一詩(あくたがわ かずし)
彼はまた難しい。
3巻の劇があったから、僕の中で彼のイメージは大宮(『友情』)に固まった。
とある理由から、彼について長々と語るのはちょっと……。

朝倉 美羽(あさくら みう)
非常に申し訳ないが、彼女はどうも好きになれない。
ただ挿話集のエピソードは良かった。
けれど本編において、僕は苦手なタイプ。





さて、まぁこの冊数で完結ならば丁度良いくらいだと思います。

あまり長いと、どれだけ面白くても「ライトノベル」としては良作と言えなくなると思いますので。


この作品に関しては、総合的に見て良作だと思います。

最後の落ちがある程度予想できたところが少々残念ではありましたが、その前までの完成度はなかなかだと思うので、特に気にならないレベルでしょう。

最終巻まで勢いそのままに突っ切れた作品だと思います。

それから、毎巻ごとのひきが上手いのも特徴だと思います。

特に3巻、4巻のひきは気に入っています。



あと、この作者は料理、あるいは食事が好きなんでしょうか。

あの表現力はなかなか読み応えがあると思いました。

腹が減ります。



そして、これを読む前に、前もって該当巻の題材作品を読んでおくと尚良いです。

僕は、

「人間失格」
→こいつはやばい。この作品は傑作。越えられない壁。これについては読書感想文を書きたいけど、これを書いてしまうと、それ以降『読書感想文』というジャンルの文章を書けなくなる気がする
「友情」
→好みとしては、う~ん、という感じ。嫌いではない。三角関係というのは文学作品においてテーマになりやすいな、というところ。
「銀河鉄道の夜」→感想文書いた気がする。このブログのどこかにある。
「狭き門」
→あまり内容を覚えていない。ただ外国人作家は日本人作家を読むときと、読書前の心持を変えないといけない。

は読んだことがあったので、結構楽しめました。



では、まとめとして言わせてもらうと、


時間があれば1巻ごとに感想かきたいくらいの良作。


というところで。





で、このブログのメインになっていくはずの予定の三題噺です。

文章を書くには、それなりにテーマが欲しい、と。

また、一口に文章といっても、いろいろとジャンルがある、と。

日記やテキスト的なものをぽつぽつと書くなら、テーマは自分の興味のあるものに絞れば良い。

けれど、何もないところから何かを作り出す、というのも文章を書く上で重要か、と。

そこで、この文学少女シリーズで心葉がやっていました三題噺を書いてみよう、と。

そんないきさつで、当ブログは進んでいきます。

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2009.01.21 Wed l 読書感想文 l COM(0) TB(0) l top ▲

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