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突発的に書いたは良いが、なんだか迷走した感じ。

ま、せっかく書いたし投下しておきます。

『このカバンにありったけの○○を』

どぞ。
あるところに3人の男がおりました。

すると、そこに突然神が現れ、男たちに言いました。

「ここにカバンがある。この中をお前たちの望むものでいっぱいにしてやろう。何が欲しいかよく考えて口にせよ」

神の言葉に男たちは考えます。

カバンの大きさは大人が1人入っても余裕があるくらいの大きさでした。

まずは、1人目の男が口を開きます。

彼はとても貧乏で、家すらありませんでした。

だから彼はこう言います。

「このカバンにありったけのお金をつめてください」

お金でいっぱいになったカバンを抱えて男は駆けて行きました。

続いて、2人目の男が口を開きます。

彼もとても貧乏でしたが、質素な今の生活が嫌いではありませんでしたし、贅沢な生活に憧れていたわけではありませんでした。

しかし、彼には家族がいました。

だから彼はこう言います。

「このカバンにありったけのパンをつめてください」

パンでいっぱいになったカバンを抱えて男は駆けて行きました。

最後に、3人目の男が口を開きます。

彼もとても貧乏でした。

しかも、愛する妻に先立たれたばかりでした。

だから彼はこう言います。

「このカバンにありったけの思い出をつめてください」

思い出でいっぱいになったカバンを抱えて男は駆けて行きました。





3人の男が駆けて行った後、神が口を開きます。

「ここにカバンがある。大人が1人入っても余裕があるくらいの大きさだ」

3人のその後を思い、神が口を開きます。

1人目の男はお金を使って、家を買います。

さきほどまでの生活が嘘のように贅沢な生活を送ることが出来ました。

2人目の男はパンを持って帰って、家族と一緒に食べます。

さきほどまでの一時が嘘のように幸福な一時を送ることが出来ました。

3人目の男は思い出を持って帰って、仏壇の前に座ります。

さきほどまでの苦悩が嘘のように……とまでは行きませんでしたが、きちんと妻を送ることが出来ました。

だから神はこう言います。

「果たして、誰の望みが一番優れていると言えようか」

3人のその後を憂い、神が口を開きます。

1人目の男はお金を使って、会社を作ります。

しかし、彼に商売の才は無く、会社は倒産してしまいます。

残った借金は神からもらったお金で完済できましたが、元の貧乏生活に戻りました。

2人目の男はパンを食べきって、質素な生活に戻ります。

しかし、一度お腹いっぱいの生活を味わった彼らは以前のままの生活では満足できません。

生活自体に変化はありませんでしたが、前より辛い貧乏生活を送りました。

3人目の男は妻を送った後、静かに目を閉じます。

そして、そのまま思い出と共に天に召されていきました。

だから神はこう問いかけます。

「果たして、誰の望みが一番優れていたと言えようか」






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2009.06.05 Fri l 突発的小説 l COM(0) TB(0) l top ▲

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